ギターのフレットはステンレスだと擦り減らない?

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機材

こんにちは、ケイスケです。

ギターを弾いているとフレットが摩耗して弾きづらくなります。

リペアで擦り合わせをしても数年したらまた摩耗して、ついにフレット交換なんてことになります。

しかし、摩耗しづらい素材でできているフレットがあります。

それがステンレス素材でできているステンレスフレットです。

チョーキングやり過ぎてフレットが減ってる・・・擦り直しかフレット交換だと高くつくな・・・

ケイスケ
ケイスケ

ステンレスフレットだと減りづらいし、長持ちするからトータルでみると安くなるよ

ステンレスフレットにもメリットとデメリットがあります。

この記事の信頼性

ギター歴20年以上で音楽専門学校卒業、アメリカのLAMAという音楽専門学校でも留学経験あり。卒業後バンド活動など。ある程度のジャンルはこなして弾けます。

ステンレスフレットのメリット

耐久性の良さがメリット

摩耗しづらい

僕はベンディング(チョーキング)を多用するので普通のニッケルシルバーでできているフレットだとあっという間に削れて弾きづらくなってしまいます。

ある時、Freedom Custom Guitar Researchというメーカーのギターを弾いた時にとても弾きやすく感じました。

ステンレスでできているため摩耗しづらくチョーキングをガンガンかけても削れないと店員さんに言われ、ギター本体を購入しました(もちろんトータル的にギター自体が良いから購入)。

削れないと本当にチョーキングやビブラートがかけやすく、おそらくニッケルのフレットには戻れない体になってしまうくらいです。

見た目がピカピカしている

購入してから20年弱経つんですが、いまだにフレットはピカピカのままで摩耗してないです。

ニッケルのフレットは結構汚れやすいです。錆たりすると触るのもちょっと衛生的によくないですしね。

自分で綺麗にするにはフレットの周りにマスキングテープを貼って(しかも22フレット分も)、クロスで一本ずつ吹いていくという、恐ろしいくらい時間がかかることをしていました。

ステンレスフレットはいつでもピカピカで、見た目も綺麗なままなのでメンテナンスが楽です。

ほぼノーメンテナンスでもピカピカ
Freedom Custom Guitar Researchのステンレスフレット

デメリット

作業工賃のお値段が高い

良いところばかり書きましたが、もちろんデメリットもあります。

ステンレスは硬いのでリペアマンからすると作業しづらいらしいです。そのため工賃がニッケルフレットに比べて高くなります。
またフレット自体の値段も2000円〜3000円くらい高いです。

しかし、多少高くなってもニッケルのフレットは擦り合わせの頻度も多いので、結局リペアに診せることが多くなります。
なのでトータル的に見れば、はるかに元を取れるくらい安くすみます。

音が変わる

ステンレスは素材が硬いせいなのか、交換したら音も硬い音になってしまったとよく聞きます。
おそらく硬いというのは、音がトレブリーになるのかもしれませんね。

確かに音に違いはあると思いますが、気になるほど音が変わるほど聞き取れるとは、個人的には思わないので(他にも色々な要因があって音が硬く聞こえる事もあるはずなので)そこまでは気にしなくて良いかなと思います。

第三者が聴いて「これは音が硬いからステンレスだね」なんて耳の人に出会ったことがないです(笑)
むしろ、そこまで耳のいい人に出会ってみたい(笑)

ただ、今弾いているギターの音が変わるのは嫌だ。という方はリペアの方に相談をしてみましょう。

ビンテージギターには、おすすめできない

ビンテージギターのような資産価値が高い物だと、当時の部品が使われていてこその値段がついているのでステンレスフレットに交換してしまうと資産価値が下がってしまう可能性があります。

50年代や60年代のギターを現役でガンガン弾きまくるぜ!だからフレットもモダンなステンレスにする!って方以外は思い止まった方が良いでしょう。

このあたりはギターを所有している方の価値観になってしまいますが、少なくともコレクターの方はステンレスに交換するのは、やめておいた方が無難でしょう。

ステンレスフレットの種類は?

こちらはJESCARのステンレスフレットで大きさはジャンボタイプ

ステンレスフレットで有名なブランドは主に2つあります。

JESCARFreedom Custom Guitar Researchが有名なブランドです。

今すでにステンレスフレットがついているギターを持っている方はおそらく上記の2つのブランドのどちらかの可能性が高いでしょう(余談ですが僕のギターもこの2つのブランドです)

一般的にはJESCARの方が音が硬くFreedom Custom Guitar Researchの方が少し柔らかくという感じで言う方が多いように思います。僕はあまり違いがわかりませんでした(笑)そもそもギター自体の材が違うので比べられない・・・しかし、どちらのフレットも素晴らしい。

Freedom Custom Guitarの方には SPEEDYWARM の2種類があるのですが名前の通りSPEEDYの方が立ち上がりの早い音、WARM の方がニッケルシルバーに近いようなニュアンスの音とざっくり覚えてしまって良いかな。と思います。

まとめ

今までギターを弾いてきてフレットが錆たり、摩耗してメンテナンスばかりして困っている方はこの際フレットをステンレスにしてみるは個人的におすすめです。


個人的にはステンレスフレットはギターを弾いていてメリットの部分が大きく殆どの方に自身を持っておすすめできる物です

もし交換したらチョーキングをガンガンかけて弾きまくってくださいね🎵

ではでは

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